日本の年末といえば?

日本の年末といえば紅白歌合戦?
いやいや、やっぱり第九でしょう。
ということでコロッケは12月22日に神戸国際会館で開催された大阪フィルハーモニー交響楽団の第九演奏会に行ってきました。
指揮はコロッケが大、大、大、大好きな秋山和慶(かずよし)さんです。

その日は家内と岡山駅から在来線に乗り2時間半かけて三ノ宮駅で下車。
新幹線を使わずにわざと在来線に乗り缶ビールを片手に車窓を楽しみながらコトコト行くのがまた良いのです。
片道2640円なので新幹線のおよそ半額ですね。
そして三宮の地下街でいただいたのが牛カツ定食。
なぜか三宮で京都のお店に入ったんだけどまあその辺は気にしない(笑)。














それから初めて訪れる神戸国際会館へ。
第九の生演奏は初めてだったのでもうワクワク、ドキドキです。
まず一曲目はモーツァルトの歌劇「ドンジョバンニ」序曲。
そこでウオーミングアップが終わってからいよいよ第九の始まりです。
実は、、、コロッケは第一楽章の途中から涙が止まりませんでした。
横を見ると家内もハンカチで涙を拭いています。
素晴らしかった!!
秋山先生のタクトは流れるように力みがなく、 そして同時に一切無駄な動きをなさらないのですが、 とってもわかりやすいのです。
秋山先生は小澤征爾さんの兄弟子になられますが 、そのお歳を感じさせない見事な指揮に導かれ、
4名のソリストと290名の合唱団が唄いあげる歓喜の歌声は会場内に響き渡り、まるで天をも貫くような迫力でした。

そして最後のアンコールは大フィルの優しい演奏に乗って 合唱団とソリストたちが暖かく包みこむように唄った 「きよしこの夜」。
もう会場中が感動の涙、涙です。
演奏が終わると大フィルの方々は退場されたのですが、 合唱団だけはその場に残っておられました。
最後の最後に秋山先生と、合唱の指導をなさった矢田正一先生が出てこられ、 290名の合唱団にねぎらいの拍手をなさったのです。
その時壇上で涙を流されている団員さんの数は 私も涙で霞んで数えられませんでしたが
男女多くの団員さんが感極まって涙を流され 、隣同士で握手をしながらお互いの幸せを分かち合っておられました。

秋山和慶先生、そして大フィルのみなさん、合唱団とソリストのみなさん 、本当に至福の時をありがとうございました!!



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